SSブログ

Hostessclub weekender at Tokyo, Zepp Diver City 2/2.2/3 [music]

大手レコードレーベルのHostess が開催するプロモートフェスに初参加してきました。2.6.11月に開催していてなかなか面白そうだとは思いつつ二の足を踏んでましたが、今回のラインナップの良さに思わず踏み込んでしまいました。しかも2日間も!

iphone/image-20130205031117.png

ぐったりするかと思いきや1会場なのでガツガツと行ったり来たりの移動も無いし、1アーティストも程々の長さだし、セットチェンジ中は施設内のフードコートでゆったり座れたり、等身大ガンダム見たり、HMやforeverなどのショップで癒されたりでそこまで疲れずに音楽を楽しめました♪
image-20130205030056.png

一日目は、先ずBand of Horses 。予習で気がついたのですが「Is There a Ghost 」がipodに入ってました。
https://youtu.be/JK716RqoUms
アルバムは2007年2nd『シーズ・トゥー・ビギン』と2009年3rd『インフィニット・アームズ』で予習。2nd>3rd
カントリーの落ち着きやら拡がる大地と透明感とが同居。LIVEはどっしり地に足のついた演奏でしたね。

しかし、始まる時間ぎりぎりに着いて、ワンドリンク制なので氷無し(お腹冷えちゃうので)ライチサワーを頼んで会場に入ろうとしたら、入口に[会場内では飲食禁止]の貼紙。慌てて飲み干したのはいいのですが、すきっ腹に、氷無しの割にたっぷり入れてくれたサワーを一気に流し込んで祟られない訳はない。まんまと途中でヘロヘロ。外人さんなんか出てはビールを持って入ってきてたけどね。確か貼紙は日本語か!ならしょうがないかと思いつつ、ヘロヘロ…。地に足ついてない。


その後はVampire weekend。三年前より骨太に聴こえたのは、会場が良いせいかしら。いやいや、スキルがあがったからかな。ドラムがリズムの小気味良さを力強く引き立てていたし、LIVEならではの音を存分に鳴らしてました。
そして、アルバム2枚しかだしてないのに、どの曲もスマッシュヒットソングばりに個性豊かだなぁと改めて!
舞台セットの背景はドラクロワのような絵。ColdplayのVIVA…目指してるのかな。 新譜からは一曲。新曲チェックでは単調だなぁという印象だったけどLIVEはそんなことなくて安心!会場も人がみっちり、盛り上がり加減もいい感じ。ラストは「新しいアルバム出すからまた来るね。じゃ、これでグッバイソングだよ。」って言っていた気がするけど「また来るね」は幻聴?

iphone/image-20130205025903.png

Vampire Weekend - A-Punk
https://youtu.be/XC2mqcMMGQ

Vampire Weekend - 'Cousins'
https://youtu.be/1e0u11rgd9Q

前回LIVE以来、正直聴き込んでなかったけれど、またVWに浸れた幸せに満たされての帰途でした。よかった!

*Vampire Weekend

Cousins
White Sky
Kwassa
M79
Run
Holiday
Cali English
A Punk
Unbelievers
Corrected
Horchata
Diplomats Son
Campus> Comma
Giving Up the Gun

Contra
Blakes
Mansard Roof
Walcott



2/3
昨日のLIVEはバンパイアウィークエンドだよ?を誘い文句に二人誘えたので三人で。一人はVWが人生初LIVE!良い体験できたみたいで良かったわ*\(^o^)/*。
今日は一人でアルコール抜きでまったり集中。


Villagersは期待通りの質の高さ。滅多に単独公演に行こうと思わないのだけどこれは別。確かな静けさの中に懐かし目の音と畳み掛けるようなリズム…惚れたわ。ボーカルのコニー君が唄いながらドラム叩くのも大好き。1/23発売の新譜も買って予習した甲斐充分。
音とリズムは爽快なくらい力強い。ただ、日本語で一生懸命挨拶しようと力んでる感じだったり完璧でしょ?という突っ走りがちょっと寄せ付けない感じを醸して若さを感じたりして。MVに映り込む彼も独特の存在感だし文学的っぽい人柄も要チェックかしら。
https://youtu.be/hg0UsO5SFb8

予習はアルバム二枚。Dominoレコード今一押しという触れ込みのアイルランド出身のバンド。1st『Becoming A Jackal』は視聴して…購入即決。聴き込みました。
Villagers - I Saw the Dead (Live at The Button Factory 17May10)
https://youtu.be/pZKzv4-N5xo
導入のこの感じ。思うにプログレっぽいとこに見事に引っ掛けられたんだろな。ラスト「またね」って言ってた気がするし、単独公演にも期待!

*VILLAGERS

Becoming a Jackal
Judgement Call
Nothing Arrived
Passing a Message
My Lighthouse
The Waves
Earthly Pleasure
The Bell
Ship of Promises



次は Ra Ra Riot 。すっきりしてるので何も考えずに聴けるのが魅力。キャッチャーなメロディと弦楽の音の強さに引っ張られて気持ちよく身体がノレる。弦楽との融合の妙がたまらない。Dirty Projectorsにも参加していたというウェスリー・マイルズ君のファルセットがまたいいのよね。高温部分だけ口ずさみたくなる!
LIVEは弦楽だけあって、もっとお上品なのかと思いきや、ウェスリー君の前日前々日のLIVEしまくりのノリの高さをそのまま出してくれてるものだから踊れる踊れる。そして合間は英語でべらべらしゃべるしゃべる。英語わかんないけどいいよ、調子いいね!新譜レビューで囁かれてるおとなしめのエレクトロ色は影なしで正解。
予習は2nd『The Orchard』
Ra Ra Riot "Too Dramatic" https://youtu.be/oRo7Ed4yfvo

*RA RA RIOT

Run My Mouth
Shadowcasting
Binary Mind
Oh, La
Beta love
Angel, Please
Too Dramatic
St. Peter's Day Festival
When I Dream
Dance With Me
Can you Tell
For Once
Too Too Too Fast
Ghost Under Rocks
I Shut Off
Boy



次はNigel様のUltraista。ドラムの人がHe became father で居ないので二人ぼっち。スクリーンにもなる前方の白幕のその手前、右手にカールした頭が華の色になってる派手派手ローラさん。下手にMacのパソコンを載せたアンプとキーボードの間に座ったNigel様。
私は前から五列目左端から観てたものだからNigelの後ろ姿を観るわけで、最初は後頭部ばかり気になったりして…。すみません。スクリーンではPVを流してましたね。幕がゆらゆら揺れてそれもまた異空間な感じに。演奏はCD再現の枠内の感じ。これはダンス音楽…何度も聞いたというか仕事しながら流したし身体に馴染んでる曲群でもある訳なので、音楽に集中して身体を揺らせる空間が充分に作られていて心地よかった!
Ultra?sta - "Bad Insect"
https://youtu.be/pjOsYpQ7J_s
予習は当然。馴染みの音が緊張なくダンス音楽として気楽に楽しめるのだもの。

image-20130205031154.png


*Ultraista

Bad Insect
Gold Dayzz
Smalltalk
Our Song
Party Line
Wash It Over
Static Light
Strange Formula
Easier




そして、楽しみにしていたDIRTY PROJECTERS 。デイヴ・ロングストレスのプロジェクト。予習は『Rise Above』(←これだけあまり聴けてない)『Bitte Orca』『Swing Lo Magellan』の三枚。
LIVEはCDで聴くのとは音色の配分がかなーり異なって聞こえてきてLIVE感が十二分。彼等はリズムの妙が魅力。変則的な早弾きが随所に配置されていて、拍をとっても取りきれない裏切られ方が小気味いい。JAZZもそうだけれども、その変則を作る要素が民族的だからまた違う。ギターが時に三味線に聴こえたり、コーラスも何処か異国から聴こえてくる。
VWのエズラ君や RA RA RIOTのウェスリー君もかつて所属してたのだとか。VWのギターのルーツが確かにあるよう。
ある程度CDを聴いて中毒性を帯させてから、LIVEに参加した方が置いて行かれなくて幸せだけど、LIVEで初めてこれを聴いて「何これ?」と感動できるのも幸せなことなんだろな。音楽の楽しみ方に幅が拡がるのは確実だから。
私はLIVE初参加。特に最初の挑戦状とアンコール後が夢心地で居られたな。参加させてもらった手拍子も楽しかった!

挑戦状。
Dirty Projectors - "Offspring Are Blank"
https://youtu.be/FEYdQtrwSyg

民族的多様性。
Dirty Projectors - About to Die
https://youtu.be/vlvKLNghq6Y

観客に手拍子させる曲でさえも微妙なバランスな曲。
Dirty Projectors, Dance for You - live, Vancouver 2012
https://youtu.be/-IqtBH-asSM

Dirty Projectors - Two Doves
https://youtu.be/Wmmy9Q0bMGo
そして確実に美しいメロディ。
これもLIVEで聴きたかったな。

image-20130205030523.png

*DIRTY PROJECTORS

OFFSPRING ARE BLANK
CANNIBAL RESOURCE
THE SOCIALITES
FUCKED FOR LIFE
WITTENBERG Ⅳ
SWING LO MAGELLAN
TEMECULA SUNRISE
JUST FROM CHEVRON
NO INTENTION
GUN HAS NO TRIGGER
SEE WHAT SHE SEEING
ABOUT TO DIE
USEFUL CHAMBER
RISE ABOVE

DANCE 4 U
STILLNESS IS THE MOVE
IMPREGNABLE QUESTION


夢心地のウィークエンダー。月曜日は朝から夜の9時まで仕事でしたが、空き時間にはすっかり完璧に熟睡してしまい…そして夜は眠れずに思わず日記を書き連ねてしまいました。
あぁ、そろそろ寝よう。


nice!(8)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 2

りあむ

私も翌日はヘロヘロでした。
当日の模様をすごくしっかり書かれていて私とは段違い。(^^ゞ
次回の6月も行ってみようかなと思ってます。
夏フェスより前に、また開催するところがすごい。

by りあむ (2013-02-06 23:23) 

あゆこ

りあむさん(^人^)
幸せな理由のヘロヘロですけどね。具合が悪化した感じじゃなくて良かった。
すごくしっかりなんてとんでもない。音楽的な聴き取りのそこの浅さを隠しているだけですよ〜。りあむさんの日記はすごく参考になってます!6月も楽しんで下さい!
夏フェス前に〜すそ野の広さを感じますね。
by あゆこ (2013-02-07 22:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。