ネブラスカイディスク [自然]
@コズミックフロント(BSプレミアム)
ドイツ青銅器時代のネブラディスク。
両端のアーチの82度は夏至と冬至の日の出入りを示していて、施設が無くても天文板で季節 がわかるようになっているんだとか。
これだけでも、ほうう?なのに…
さらに、さりげなく描かれている七つ星と月も意味があって、七つ星(昴、プレアデス星団)と五日月(三日月が更に太った状態)がディスクに示された位置関係になったならば、月の暦と一年の補正→閏月を挿入する時期と判断していたらしい。なんと複雑な!
農耕では季節が重要。文字のない時代にどれだけ高度なのでしょう。描かれている他の天体も何かありそうです!ワクワク…
さらに、成分を細かく分析すると銅はオーストリアから金はイギリスからのもの。塩との物々交換?でやってきた産物なんだとか。
銅板は夜空のように黒くするために500度で焼き上げて黒くしていたらしいし、なんだろうその技術。
銅板の一枚に秘められためくるめく天文技術に物流に加工技術の数々。ネブラスカイディスクは古代ヨーロッパの文明の証だったんですね。
いちいち驚きを隠せませんでした。
観てよかった〜。
2013-07-28 00:27
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コメント(2)
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生活と密着しているかしら? 天文学は神話と重なって、本当に歴史が深いですよね。
by りあむ (2013-08-08 21:48)
りあむさん( ´ ▽ ` )ノ
種を巻くタイミングはいつなのかを正確に把握することは、労働を無駄にしない為にも重要なことだったみたいです。天文学の奥深さに唸りました!それでまた神話で一気に天と地がつながりますよね☆
by あゆこ (2013-08-11 08:29)