『ホーリーランド』森 恒二

今日はお出かけギリギリまで
仮装の制作してたので、
木工ボンドつけた手で府中までanを送ってく。
間に合わないので、anだけ走らせて、
私は古本屋で立ち読みです。
夜廻り先生続きで夜の住人にマンガで接近！
私を見つけた生徒さん達、ナイショね。

森 恒二(もりこうじ) ヤングアニマルに連載中

ハードな内容でした。
ホーリーランドとは、居場所。
家や学校に居場所をなくした神代ユウは
居場所を求めて夜の街をさまよう。
たかられた経験から本でボクシングを覚えた彼は
次第にヤンキー狩りとして恐れられるようになる。
敵意をもって挑戦してくるもの。
戦いによって、芽生えてくる友情。
つながりを求めて、
それがいいことか悪いことか、
わからないまま、
ストリートファィトの世界に
取り憑かれていくユウ。
ダークなやるせなさがリアル。

友情なのか、何もかもが不確かな中、
ユウは自分のホーリーランドを
求めて夜の街を彷徨う。

”気持ちがからっぽのまま
そこにあった
言葉をただ言ってみただけだった”

”ただただ進むしか居場所がない”
そう思いこんだ主人公のうつろな思いと
向上していく格闘技ワザとのギャップが
印象的。