本に漬かる 『子どもの脳が危ない』?? [ヲタ話]
骨折。もともと妹が遊びに来る予定だったので、大助かり。杏はすっかり、遊びモードに。
病院待ち時間や痛くて寝られない夜中、私は運んでもらったマンガ等で持ち越す。
細かく書きたいけど書けないから追って更新しちゃおう。
『子どもの脳が危ない』 福島章 著
以前、父に読みなさいと半分押しつけられた本。だけどとても興味深く読めた。
学級崩壊、衝動的な少年非行~これらの問題行動は①胎・乳児期における環境ホルモンの摂取と②情報環境の変化で子どもの脳の働き方が変わりつつあるから・・・との指摘だった。
『奪われし未来』も読んでいたので、いたく納得。食物や身近に化学物質が氾濫する現代は汚染の少ない若~い年代で出産する方が安全だそうだ。そうだよな、電磁波でもリスクがまたまた増大してるしね。でも、中高生時に性の実態を知らない方が楽しめることいっぱいあると思ってるし、性病の氾濫も怖いし、私には結論でず。
モデルなき時代~なんて日記に書いたけど、この本では”現代のモデルは、大衆消費社会の英雄、主に「笑いをとる」のが仕事の雄弁なタレントである”とも。そうだね。「子どもはテレビの中の計算され脚本のある、いじり、けなしと距離がおけない」とか~「いじられてナンボのタレントの役割を他人に強要したりしちゃう」なんて批判も聞くもんな。私としては、『いじる側はいじられ役に甘えてる』ってこと忘れるな!ってとこだな。
あと、幼児期モンスターに慣れすぎているから、憧れるんだとか?そうなのか?ここは異論あり。心のモンスターを飼い慣らすのって文化の醍醐味じゃないのか。モンスターを肥大させるだけの文化しか知らないんなら、薄っぺらい文化しか知らないんだな~ちと可哀想って感じ。
いっそう複雑な様相を帯びてきた。読み応えあり。骨折しているので、アルに抱きすくめられ痛がるエドに大いなる同情をよせた。・・・次巻、新たな罪とは・・・
花田少年史 一色 まこと 講談社
あ~これね。アニメで一話だけ見ていたわ。古き良き大らかな時代。幽霊の見えるようになった、元気さもはんぱじゃない一路と一路を囲む大人達、友人、そして悩める幽霊達。もう、たくましくって、細かいことで傷つくのがばかばかしくなる位。パワー注入剤だわ。
一色まこと現在連載中の『ピアノの森』も読んでみたいところ。
団地ともお 小田 扉 小学館
最初は杏の友達が貸してくれた、これは子どもの読むマンガ?今回、妹も買ってくれたので読み直し。やっぱりいいねぇ。メロスのところが好き。
失踪日記 吾妻 ひでお イースト・プレス
子どもながら吾妻ひでおの『不条理日記』にこの上ない信仰心を抱いていたので、生きていてくれてよかった、の一言。ホームレス生活・・・これは死ぬよ。リアルな部分が描かれてないのは正解。ほんと保護した警官じゃないけど、吾妻先生ほどのお方が。失踪は彼なりのプライド(今までの実績)と現実の折り合いの付け方だったらしい。実はまじめだから極端な方向にいっちゃったのかな。アル中の部分もインパクト大・・・タイプもいろいろあるんだな。
コメント 0