『流れ星が消えないうちに』橋本紡 [本]
<出版社 / 著者からの内容紹介>
高校時代から付き合っていた恋人・加地君が自分の知らない女の子と旅先の事故で死んでから、1年半。奈緒子は、加地の親友だった巧と新しい恋をし、ようやく「日常」を取り戻しつつあった。ただひとつ、玄関でしか眠れなくなってしまったことを除いては――。
深い悲しみの後に訪れる静かな愛と赦しの物語。
内容(「BOOK」データベースより)
大好きな人が死んじゃうよりも、世の中にはもっと悲しいことがある…。つらくって一睡も出来なくても、朝は来るし。涙が涸れるほど泣いてても、やっぱりお腹は空くもので。立ち直りたいなんて思ってなくても、時間はいつでも意地悪で、過ぎ去った日々を物語に変えてしまう―。玄関でしか眠れないわたしと、おバカな僕と、優しすぎる彼を繋ぐ「死」という現実。深い慟哭の後に訪れる、静かな愛と赦しの物語。
読み終わって悲しい心が解けていくような気持ちになれる本。
『さくら』や『風に舞いあがるビニールシート』同様、残された人たちの物語。
二中の図書の先生推薦!(冬休みの宿題)納得デス。
2007-01-08 01:50
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