SSブログ

音楽の役割 [雑感]

ロッキングオン読んでいたら、マニックスのメンバーニッキーワイヤーが
希望の歌をストレートに奏でる時期はあると思いますか?という問いに、
「いや、それはどんなバンドにとっても不可能なんじゃないかな。
そもそもロックバンドなんていう特殊な自己表現を選ぶってことが、その本人達の精神面に欠陥があるってことを証明しているわけだからね。そういう一種の異常者に自己救済や状況改革を期待すること自体間違っているんだよ」と応えていた。
自虐的でもネガティブでもない。希望を口にしないことがが希望。
messageではなく、彼らはリスナーがお気楽に聞いてくれることにホッとしている。
・・・とライターは続けている。

coccoと筑紫哲也の対談で、coccoは私には歌うことしかできない、筑紫哲也は、いや若者につながる歌がいいんだ、とお互いの限界を共感しあっていた。

アーティストの意図とはかけ離れていても、わずかに触れ合った感受性でもいい。
聞くことで、聞かれることで、何かを共感しあえた、と思えることに音楽の価値はあるんだろな。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。