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幸福論~勝間和代と香山リカ [本]

日常生きて、刺激を受けると・・・
今のままでよいのか、という不安と焦りで潰されそうになる時がある。


唯、足るを知る…。
刺激に対して平静を保つ為に、こんな「禅」の言葉かなんかで自分を諌めようよ。

見栄で生活を大きくすると、それをキープする為に労力を削がれて本末転倒にな
るよね。車や家のローンじゃないけどさ。大きくなることに価値求めなくていいよ。

という自分と。


いやいや、せっかくの刺激。
背負い込むことが、明日への活力になるのさ。このままではいけない。厳しい時
代、生き残る為に、より良く、大きくなることは、必要なんだよ。その方法がこ
れだ!浮かぶ方法論に身を任せ…

とお尻を叩く自分と。

両極な自分に気がつくものだが、今、その象徴として語られてるのが彼女達。
前者が香山リカさんで
後者が勝間和代さん。

言ってしまえば、内在する母性と父性。
受け入れと共感の母性と、突き放しながら上昇を促す父性。

どちらかに偏ることにいいも悪いもなく、どちらも危険性を孕み、どちらも本能的で必要な要素。
私などは体調とホルモン状態で、毎月シーソーのようにガタンガタンとバランスを取り合っているものだ。

ただ、女性が父性に傾くのは不自然…とはされている。
勝間和代さんの意図はともかく、香山リカさんは心理学的違和感から、彼女を啓蒙家の象徴にしたんだろな。

また、評価に追われ、自己肯定感が希薄になりがちな現代の日本人。
香山リカさんは、その病理に対面し、心を痛め続けているからこそ、その父性を
否定してみせるのかもしれない。


・・・と、そこに活字が飛び込む。
「しがみつかない生き方」の書評者は綴る。

両者、『幻想』だからこそベストセラーになるのだ、だって。なんかスッキリ。


勝間和代さんも著述で「幸福」になる為には、
『苦手なことはしないで、得意なことを活かせばいい』 としている。
彼女もパーティーは苦手で努力はしているのだがキツイんだとか。
ホント万能でなくていいよ~。
ま~得意な事うまく活かせてる余裕が、そう言わせてる部分もあるんだろうけどね。


今日は子どもにややこしい証明問題をやらせます。 
いやだ、面倒くさい、という気持ちを〈克服しようよ〉と持ちかける自分がいる。
我慢しないと、出来ないよ。やらせる方も 根気根気。 はふぅ・・・です。
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じんこ

丁度昨日読んだ新聞(日付不明)にこのことが書いてあったよ。
結論、両方あってそれでいい。

モーニングでカツヨ論、最初は「ほほ~」とよんでいたけど、息が切れるんだよね(^_^;)
柔軟にいきやっしょ!

証明問題・・・・逃げ出します(。ヘ°)
by じんこ (2009-10-30 13:41) 

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